ハイパーリキッドの清算(ロスカット)|レバレッジ別の清算価格を計算
清算とは(公式の説明)
ポジションが不利に動き、口座の評価額(含み損益を含む)が維持証拠金を下回ると、清算が起きます。維持証拠金は、その銘柄の最大レバレッジで建てたときの初期証拠金の半分で、最大レバレッジが40倍なら1.25%、3倍なら16.7%です。
清算の判定には、板の価格ではなくマーク価格(外部の取引所の価格とHyperliquidの板の状態を組み合わせた価格)が使われます。急な変動時や高レバレッジでは、マーク価格と板の価格が大きくずれることがあります(公式)。
清算価格の式と、この計算機の前提
公式の式は次のとおりです。
清算価格 = 価格 − 向き × 使える証拠金 ÷ 数量 ÷ (1 − l × 向き)
向きはロング=1、ショート=−1。l は「1÷維持レバレッジ」で、維持証拠金率にあたります。使える証拠金は、口座の評価額から維持証拠金を引いた額です。下の計算機は、1つのポジションだけを分離証拠金で建て、追加の証拠金を入れない場合の目安です。
清算価格の計算機
入っている数字は計算を試すための例です。
レバレッジ別の早見表(当サイトの計算)
追加の証拠金なし・分離証拠金で、建てた価格に対してどれだけ逆に動くと清算の目安になるかです。
| 設定レバレッジ | 最大40倍の銘柄・ロング | 最大40倍の銘柄・ショート | 最大20倍の銘柄・ロング | 最大20倍の銘柄・ショート |
|---|---|---|---|---|
| 2倍 | -49.4% | +48.1% | -48.7% | +46.3% |
| 3倍 | -32.5% | +31.7% | -31.6% | +30.1% |
| 5倍 | -19.0% | +18.5% | -17.9% | +17.1% |
| 10倍 | -8.9% | +8.6% | -7.7% | +7.3% |
| 20倍 | -3.8% | +3.7% | -2.6% | +2.4% |
| 25倍 | -2.8% | +2.7% | — | — |
| 40倍 | -1.3% | +1.2% | — | — |
上記は手数料・ファンディング・他のポジションの損益・証拠金の段階(大きな建玉ほど最大レバレッジが下がる)を含みません。取引画面に表示される清算価格が実際の目安です。
計算に含まれないもの(実際はずれる理由)
- ファンディング:毎時の支払いが証拠金を減らす(または増やす)
- クロス証拠金の他のポジション:含み損益が口座の評価額に入る。クロス証拠金では、清算価格は設定レバレッジに左右されない、と公式は説明している
- 証拠金の段階(ティア):建玉が大きいと、維持証拠金率が段階的に上がる(例:BTCは約1.5億ドル超で最大レバレッジが20倍)
- マーク価格と板の価格のずれ
自動デレバレッジ(ADL)
口座の評価額がマイナスになると、反対側で利益が出ているポジションが、含み益とレバレッジの大きさの順に、直前のマーク価格で強制的に閉じられることがあります。公式は「プラットフォームに不良債権を残さない最後の安全策」と説明しています。
公式が勧める備え
公式は、バックストップ清算で維持証拠金を失わないために、ストップロス注文を置くか、マーク価格が清算価格に届く前に自分で閉じることを挙げています。ストップロス(TP/SL)はマーク価格で発動します。成行のTP/SLにはスリッページ許容が10%設定されており、急変動では想定より不利な価格で約定する可能性があります。
保存用チェックリスト
チェックはこの画面の中だけで使えます(保存はされません)。
よくある質問
ハイパーリキッドの最大レバレッジは何倍ですか?
銘柄によって異なり、公式は3〜40倍と説明しています。公式の表では、BTCは40倍、ETHは25倍です(2026-10-05確認)。変わることがあるので、画面で確認してください。
清算されると資金はすべて失いますか?
板で閉じられて維持証拠金を満たせば、残りは手元に残ります。バックストップ清算になると維持証拠金は戻りません。クロス証拠金のポジションが清算された場合は、クロスのポジションと証拠金がすべて清算人に移り、分離証拠金のポジションがなければ口座の評価額はゼロになります(公式)。
清算に手数料はかかりますか?
公式は、中央集権型の取引所と違い、清算の手数料(清算料)はないと説明しています。
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